2006年5月31日 (水)

例文暗誦は九九と一緒

みなさん例文暗誦してますか?

最後は絶対例文暗誦しないとダメですよ。

音読が世間でえらく流行ってるようですが、「オンドク」という方法の目的を捕らえずにただ読み上げてることで満足している人がいるんではないかと危惧しています。

音読を繰り返すのもその真の目的は「型を覚えちゃう」ことにあります。

「覚える」から入ると心の壁がある人が多いので「音読」ということにすることで心の壁を低くしているわけです。

でもその目的は「型を覚える」ことにあります。

「覚えろ」とは言ってないんだけど「覚えさせたい」んです。

繰り返すことでどうにか頭に刷り込もうというわけです。

でもね、「覚えるぞ」と思って実際に使用する風景をイメージしながら音読するのと、「読み上げるぞ」と思ってただ文字を音声に変換する作業をするのでは全然効果が違います。

そこを間違えないように音読してくださいね。

繰り返します。

「最終的には例文を覚えることが大切」なんですよ。

「読み上げる」だけでは意味がありません。

この違いを重視してください。

だってあたりまえですよね。

最終目的は英語を話して書けるようになることでしょ?

ってことは出力できなきゃしょうがない。

ってことは出力するための型が脳の中に内臓されていないとなにも言葉を紡ぎだすことはできない。

無からなにも作れませんから。

言葉は頭の中に存在するもの同士を組み合わせて作り出すもの。

ってことはその型を覚えない限り英語は口から出てこない。

とても簡単な理屈です。

当たり前のことなんです。

でもそれを前面に出して言う専門家が少ない。

たぶんそんな本当の事を言ってしまうと本を買ってくれなくなるから、英会話スクールなら生徒が集まらなくなってしまうから、だから「○○をやることで自然に英語を使えるようになる」とか「英語は会話から」とかわけのわからんことを言うんでしょう。

語学の基本は「覚える」です。

音読の目的を間違えて、見て、それを音声に変換できるだけで留まっていては永遠に使えるようにならないわけです。

結局は覚えなあかんのです。

私は例文暗誦は算数の九九と同じようなものだと思っています。

もうとにかく覚えちゃう。つべこべ言わずに覚えちゃう。

反射的になにも考えずに口から出るまで覚えちゃう。

5×7=35 という記述をただ見て音声変換しても意味がないんです。

最後は覚えないと。

「ゴヒチ」って聞こえたら脊髄反射で「サンジュウゴ」と言えないと

掛け算を使いこなせない。

そうでないと計算なんてとてもできない。

エイゴも一緒。

例文を覚えないと。

If you will succeed or not is up to you.

という文章を見て

イフ ユー ウィル サクシード オァ ノット イズ アップ トゥ ユー

って音声に変える作業だけではだめなんです。

まず、

If you will succeed or not is up to you.

という文章を見て

「君が成功するかどうかは君次第ですよ」と誰かに向かって話している

感覚をイメージできた上で読まないといかんのです。

さらに、次のステップとして

「君が成功するかどうかは君次第ですよ」という意味だけを

手がかりに、何も見ずに即座に「If you will succeed or not is up to you.」と

言えないとだめなんです。

小学校から英語の授業が始まるのなら、

もう文法とかわけわんなくてもいいから例文100個をひたすら

九九と同じように暗誦させることが最強の英語教育になると

はずです。子供なら簡単に覚えちゃうはず。

教育委員会はそうしないんだろうけど。

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ありがとうございましたm(_ _)m

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2006年5月25日 (木)

文法を勉強しよう! 「その1正答率の解釈」

ども。本日2つめの投稿。

(一回書きかけのまま投稿されてしまったので意味不明な文章を読んじゃった方がいるかもしれません。すみません。やっぱ使いにくい。うう、はやくブログ引っ越したい。)

文法の学習について書こうと思います。

間が開いてしまいましたが、

基礎の大切さ

基礎の大切さ 2

の続きのようなものと思ってもらえればよいです。

まず、文法の学習において

・参考書と問題集をやる

・問題集だけやる

という二つのアプローチがあると思います。

どうも読んで、理解して、覚えてという手順が嫌われる傾向に

あるようで、「問題集だけやる」という方って多いんでないでしょうか。

有名どころだと長本さん、ヒルキさん、キムさん、石井さん、他にも

数え切れないほどのTOEICの問題集は出ていますね。

僕のイチオシ問題集「1日1分」ももちろんこのカテゴリーに

入りますよね。

これらの「TOEIC問題集」は、まあよっぽどのものでないかぎり、

どの本をやろうがそれなりに力がつくと思うんです。

本自体はどれも良いできなんだと思うのです。

あとは印刷やレイアウト、文体、本の大きさ、解説の密度など

本によって特徴があるので自分に合ってればそれでいいはずです。

ですが、それら「よくできた問題集」があれば、それを解けば

無条件でスルスルと力が伸びていくのか。

TOEICで点数が取れるようになるのか。

私は「NO」だと思います。

前から同じ事を言ってますが、重要なので繰り返しますと、

なにか問題を解いたとして、それが正解であっても不正解であっても

それがなんで正解だったのかなんで不正解だったのかが

自分ではっきり納得した状態でないと、その問題が出来ているとは

言えないわけなんです。

特にTOEICはマークシートの選択式ですから、単純に言って

サイコロを振ってるだけで25%も正解します。

さらに、誰が見ても「どうみてもこれはないだろう」という

選択肢が数多くまぎれています。

なので、あいまいな知識しか持ち合わせていなかったとしても、

4問中1~2問くらいは自動的にカットできるわけです。

そうすると正解の確率が1/3~1/2に上昇します。

この時点でサイコロを振っても33~50%も正解できちゃいます。

なので、問題集を解いて5割、6割正解だったとしてもそれは

理解度が6割ある、文法などの理解が6割ほど進んだという

わけでは決して無いと思ってください。

すごく曖昧な知識であっても、TOEICの問題はその構造上

ある程度までは正解できてしまいます。

600~700点くらいで壁にぶつかる方、

つまりリーディングで250~350点くらいで壁にぶつかる方って

結構多いのではないかとなんとなく想像してるのですが、

その壁の正体のひとつはこういうところにあるのではないだろうかと

考えています。

なかなかリーディングの点が伸びない方は

おそらく「時間を使うという意味に置いては」努力は

してるんだと思うんです。

問題も何百問と解きまくったりしてると思うんです。

ただ惜しいのが、各問題の解説をちゃんと理解しているかというと

その半分くらいはたぶんちゃんとは理解できていないのではないかと

思うのです。

「そんなことないぞ、問題集は繰り返し解いてるから7割くらいは取れる。

だから7割くらいは理解してるぞ。」とおっしゃる方もいると思います。

ですが、TOEICの問題の場合単なる選択問題なので

理解してなくても正解している問題が大変多い」と解釈しないとなりません。

つまり、正答率からかなり間引かないといけません。

その理由は先ほど説明したとおりです。

へたしたら「正解した問題のうちの5割はたまたま正解しただけ」ということも

十分にあり得ます。

たとえば正答率が7割だったとして、そのうち自信をもって答えたのが5割

だとすると、全体の約1/3が実力であって、2/3は単にサイコロが当たる

確率の問題だけであったと言えます。

要するに正答率が7割だったとしても3割ちょっとしか理解してないって

ことがあり得るわけです。

問題を解くたびに

1/4正解する問題⇒さっぱり理解してない問題

1/3正解する問題⇒1問だけ間違いだと認識できているだけの問題

1/2正解する問題⇒2問は明らかな間違いだと分かっているが、

             曖昧さが残っていて2分の1から絞れない問題

必ず正解する問題⇒少なくとも問題のパターンとしてはちゃんと身についた問題

といったように、4択の問題の場合は「理解度」に4つのバリエーションがあります。

そして、私は最初の3つと最後の1つの間に大きな壁が存在していると考えています。

最初は4回に1回しか正解できない問題が多いと思います。つまり全然わらかないわけです。でも問題集を繰り返していくとパターンというのはだんだん分かってきます。なのでなんでそうなっているのかの理由はともかくなんとなく3回に1回正解できる問題が増えてきます。そして2回に1回正解できる問題もだんだん増えてくると思うのです。

ここまでは簡単なんです

ですが、そこから100回やって100回正解できるように持っていくのが難しいことなのだと思っています。

「あいまいな知識」で自動的に到達してしまうスコアであり、

同時に「あいまいな知識」では絶対に超えられない壁が

リーディング250~350点というところにあるのではないかなあと、

そんな風に考えています。

(スコアのレンジはかなりテキトーです。話の意味だけ汲み取ってください。)

TOEICの問題集をやるときには

不正解した問題だけでなくて、正解した問題も含めて理解していないとなりません

なので、一度各問題の「選択肢」ひとつひとつを見てみて、「絶対間違い」「たぶん間違い」「たぶん正解」「絶対正解」「さっぱりわからない」という5つの状態に分類してマークをつけていってみるといいんでないかと思います。そうすると自分の理解度の特性が分析できるようになると思います。

書いてて疲れちゃったので、また続きは後日。

(明日も明後日も時間がないので続きは先になるかもです)

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2006年5月 7日 (日)

英語上達完全マップ

GWのお出かけから帰ってきました。

帰りの新幹線の中で「英語上達完全マップ」を読みました。

「英語上達完全マップ」というのは

英語学習 ランキングで常に3位以内を

キープしている超人気英語学習サイトです。

私はお気に入りリンク集を見てもお分かりのとおり、

「英語上達完全マップ」のウェブサイトの方は初期に拝見して

自分の勉強法を考える際の参考にさせてもらったり、

モチベーションを高めるきっかけのひとつとなっていたりしました。

なので内容はすでに知っていましたし、本はウェブをまとめた

ものであることも知っていたのですが、あえて本を購入して

読みました。

やっぱり本の形式の方が読みやすいですね。

以前読んだことのある内容であっても、

改めて「おーいい事言ってる言ってる~」とか

「なるほどね~」と思う事などいろいろ再発見しました。

最終的に私が採った勉強法と「英語上達完全マップ」で

提唱されている方法はかなり異なる部分があります。

特に「TOEICの問題を教材の基本にするか、ほとんど使わないか」

の違いがあります。

ですが、そういう表面上の違いはあるものの、

基本的には「英語上達完全マップ」の森沢さんの考えと

私pixelの考えは非常に近いです。

主に

■音読やろうぜ

■文法やろうぜ

■例文暗唱(瞬間英作文)は大切だぜ

という部分です。

特に後ろ二つは英語学習者が嫌う傾向が強いようですが、

ほんと大切です。

文法やりましょう。

例文覚えましょう。

mixiですが、おかげさまで既に数日で19名もの方にマイミクしていただけました。

ありがとうございます♪ 随時マイミクさん募集中です。

「TOEIC効率学習研究会」なるコミュニティも作ってみました。

良かったらそちらも参加してみてくださいね。

また順位が上がってました。なんだか知りませんが、このランキングとは相性が良いようです。いつもポチポチありがとうございま~す。

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これらももうすぐ1ページ目に入りそうです。わーい。

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2006年4月30日 (日)

基礎の大切さ 2

おすすめの英語学習サイトです。⇒英語学習 ランキング

前回のコラムでは

「英文法をやらないで問題集を解いていても時間の無駄だ」

「英文法が何故必要なのか」

という話をしました。

今回は

「英文法が分からない状態で問題集を解いても時間が無駄」

なのは何故なのかということについてもう少し掘り下げます。

なぜ

「英文法が分からない状態で問題集を解いても時間が無駄」

なのか。

実に簡単な理由です。

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2006年4月28日 (金)

基礎の大切さ

ここに来てくださる方は

TOEICの勉強を特にがんばってる方が多いのだと思うのですが、

基礎をちゃんとこなしてますか?

TOEICでの基礎、すなわち英語での基礎とはなにか。

「英文法」です。

「副詞」ってなにか?「前置詞」「関係詞」「態」「時制」って?

いろいろと文法用語がありますが全部わかりますか?

人に解説できますか?

高校生がいたら、参考書片手でいいので教えてあげられますか?

もしできないのでしたら今すぐTOEICの問題集を閉じてください。

その状態で問題集を解いてもちっとも効率が上がりません。

時間の無駄です。

せっかくの優良な問題集だったとしても

文法がわからなければ話になりません。

わからないところはうやむやなままになります。

まず英文法書を開いてください。

なんでもいいです。

私は「総合英語 Forest」をやりましたが、

他の本でもいいです。

厚さとか重さとか印刷の具合とか臭いとか

イラストがカワイイとか、

基準はなんでもいいです。

アマゾンで評判よさそなのを選んでおけばOK。

大して変わりゃしません。

ひとつ選択の基準をあえて挙げるとすれば、

「中学英語をどれくらいマスターしているか。」

だと思います。

本屋さんで中学生用の英語参考書を開いて

7割くらいは普通にわかるようなら高校生用の参考書でOK。

そうでなければ中学の文法参考書から始めると良いかと思います。

中学参考書でどの本が良いかは私は詳しくないので、

ちょっとこんど本屋で見てこようと思います。

いずれにせよ、文法は必ずやってください。

いやでしょうけどあきらめてやってください。

いろいろやらない理由を述べないでやってください。

もっとも有名な言い訳として

「ネイティブは文法なんか学ばなくても話せる」

⇒「だから私も・・・」

というのがありますね。

あたりまえです。

彼らは我々とは英語に触れている時間が違います。

例えば一日8時間英語に触れる生活をしてるとすれば、

5才の子でも8×365×5=14600時間も英語やってることに

なります。

しかも日々連続した密度の濃い1万5千時間です。

一方我々(ここでは海外生活なしの普通の人)は

中高で週数時間ずつやってるだけですl。

1000~1500時間といったところでしょうか。・

ほとんどの人は集中して授業は受けてなくて

せいぜい試験前にちょっとやったくらいでしょうから、

実質200~300時間分くらいしかやってないのではないでしょうか。

ものすごく受験勉強をがんばった人で

実質2000時間とかそんなもんでないでしょうか。

しかも一回一回の学習の間隔があって密度はネイティブより

低くなります。

もうネイティブの5才にすら全く勝てないわけです。

根本的にネイティブと比較することが間違ってます。

「文法が自然に身につく」という現象は、

莫大な言語パターンが、

見たもの聴こえたもの触ったもの臭ったものなど

補助情報とともに高密度で浴びせられ、

その中から経験則として情報が蓄積され、

だんだんと「ああいう場合はこういうことらしい」

と推測が成り立つようになり、言語として

認識できるようになる。そういうことを指します。

それが密度の薄い高々数百時間の経験で

類推が可能になるものではありません。

脳が言語構造を類推して判断するには

ヒントの情報がさっぱり足りないのです。

車の運転を考えてみてください。

なにも知らない人にキーだけ渡して

「さあ運転してごらん」

と言うのと、

「運転マニュアル」を渡して運転させてみる

のでどちらがはやく車を動かせるようになると思いますか?

アクセルとブレーキとハンドルくらいなら適当にやってても

動かせるでしょうけれど、サイドブレーキやシフトレバー

ウインカー、ライト、ワイパー、エアコン、いくらでも

覚えるべきことがありますよね。

マニュアル車だったらさらに大変です。

これを経験だけでやってたらいつまでたっても

できない人が出てきてもおかしくないですよね?

これは誰もが納得してくれるはずです。

でも英語はなぜか「文法という取り扱い説明書」が

嫌われます。

なんなら逆切れして「悪」とまで呼ばれます。

せっかく英語を効率よく身につけるための法則集として

先人がまとめてくれているのに、

ほとんどの人がそれをしっかりと覚えようと

しないのです。

ほとんどの人は「頭を使わない【作業】」はしますが

「頭を使って【考える・覚える】」ことは嫌うようです。

で、いきなり音読とか筆写とかを【作業】としてやります。

【作業】としてやってるので頭も活性化しません。

普通に仕事などしてたらやれもせいぜい一日2~3時間。

10年経ってもネイティブの5才にはまだならびません。

それで英語が身につくわけないじゃないですか。

だから英文法なんです。

「名詞の後ろにsがついてたら複数形なんですよ。

そのときは前についてる a は取ってくださいね」

というのを100回の経験で知るより

一回の学習で知るほうが100倍早いんです。

先に知識として知った上で

後から経験で「ああそういうことか」と実感して

最終的に身につけるのが最も効率がいいんですよ。

以前から「英語格闘伝説」では口をすっぱくして言ってますが

英文法は大切なんです。それが最短コースなんです。

だから英文法に自信がない方がいらっしゃいましたら

まずは英文法をやってください。

ただし、そのやり方にもいろいろあります。

pixelなりの効率の良い英文法の身につけ方を

今度書きます。

以前書きかけてそのままだったので、

それの続き的なものになります。

長くなったのでとりあえず今日はこのへんで。

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2006年4月27日 (木)

英語学習本の山

こんちは。

pixelです。

これから先は、毎日の学習記録というスタンスは、

あまり勉強していられない今の生活上

無理があるので、500点から900点まで伸ばした時の

経験を元に英語とTOEICに関するいろいろを

書いていこうと思います。

まず、TOEICを勉強するにあたってなにが必要となるか。

特に海外生活経験も無い人間がどうやってTOEICを

攻略するのか。

まず必要なのは?

教材ですね。

そこでアマゾンとかいろいろな人のブログとか2chとかで

評判の良さそうな参考書を探すわけです。

とりあえずいろいろな意見を見て

「よし、あれとこれとそれを買って勉強しよう」

となるわけです。

ところが、勉強を開始していくと、

買う前のその教材に対するワクワク感がだんだん

無くなってくわけです。

いまいち力が伸びている実感がない。

「ほんとにこの教材でいいんだろうか・・・」

不安になってきます。

するとまた、

アマゾンやブログや2chを巡回して

「いい本はねえか」

と探し始めます。

どれもこれも今もっている本より魅力的に

感じてきます。

そして以前買った本を終えてないのに

新しい本を買ってしまいます。

あとはその繰り返し・・・。

というような人多くないですか?

そう、英語学習者の多くのナヤミ。

「自分にとって最高の教材ってなんだ?」

は非常に難しい問題です。

ブログをいろいろ見て回ると、

バランスよく順調に勉強されている方もいれば、

■とにかく手当たり次第に教材・方法に手をつけて結局全部終わってない人

■ワンセットの教材・方法にこだわりすぎて現状から抜け出せない人

というタイプの方もいらっしゃるようです。

これを考えると、

■手当たり次第に教材・方法に手を出す

のはダメなのはまあ当たりまえなんですが

■ひとつの教材・方法に固執する

のも場合によってはマイナスであるとも考えられます。

たまたま最初に始めた教材・方法がその人に

あっていた場合は順調に力も伸びていくのだと思います。

が、不幸にも最初に選択した教材・方法がその人に

向いていない内容だった場合は全然力が伸びないという

事態もあり得るのではないかと思っています。

つまりどっちでもダメな可能性があるということのようです。

「じゃあどうすればええねん!?」

ということになるわけですが、

僕はこう考えます。

「二つのグループに分ければいい」のです。

(1)最後までやりきれそうな簡単めの教材を2~3選んで、

  それらは実際に最後まで意地でもやる。

  無理のないペースを決めて淡々と続ける。

  いちいち効果など疑わずに真剣に向きあう。

(2)(1)を実践しつつ、残った時間で好きにつまみ食いする。

この二つのグループにわけてしまえばOKなのです。

(1)は最初に決めた教材と心中するつもりでやります。

ですが、それだけだとやはり「不安」が出てくるでしょう。

そこで(2)が心のバランスをとってくれるのです。

(2)だけだとちっともやり遂げていない自分に焦るでしょう

それを(1)が補ってくれるのです。

そうすれば、

(1)で少なくとも特定の教材はちゃくちゃくと進みますし、

(2)でテキトーなことしててもOKな状態も作れるのです。

ひょっとしたら(2)で運命的なすばらしい教材に

出会うこともあるかもしれません。

そうしたら(1)に昇格させればいいのです。

実際に僕は過去ログを見るとわかりますが、

結構いろいろと教材に手を出してます。

でも「絶対に進めている教材」というのが常にあるんです。

一つ、二つと最後までやりとげた教材が増えてくると

「やり遂げた」という自信と「力がついた」という自信の両方を

得ることができます。

だから時間にして半分くらいの比率でいいので

「絶対に最後までやる」と決めた教材を最後までやってください。

そして半分の時間は好きにやればいいんです。

今日はキム本、明日は公式ガイド、明後日はやさビジ、

そういうフラフラしたやり方でもいいんです。

半分の時間さえ継続して進めばいいんです。

そう考えれば楽になりませんか?

もちろん、どういうやり方をするにせよ

絶対的に必要なのは「集中力」です。

一日あたり(1)を1時間(2)を1時間、

とにかく脳の一部が活性化して

あったかくなるのを感じ取れるくらいに

集中してやってください。

そうすれば教材なんてなんだっていいんです。

とまあ、「教材買いたい病」についてちょっと

触れてみました。このテーマはまた今度もっと

時間をとって掘り下げてみたいと思います。

よろしかったらポチポチポチっとしてみてください。

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2006年2月 5日 (日)

【コラム】 「英文法学習のコツ その1 ~ブンポウの重要性を受け入れよう~」

前回のコラムで「つべこべいわずに英文法をやりましょう」と書きました。

もう一度箇条書きでまとめなおしますと、

  • なんだかんだ理由をつけて「英文法」を学ぼうとしない人が多い
  • 場合によっては「ブンポウ」を悪者にしようとする人もいる
  • 英語をシャワーのように(受け身で)浴び続ければいつか身につくと信じている人が多い
  • 「ブンポウ」を悪者にしてやろうとしない人は「自分と向き合うことを恐れている」のだと思う
  • 「英文法」を学ぶというのは他の分野の勉強と同じように「覚える」「理解する」という能動的2大基本作業を伴わなければならず(人によってはそれが苦痛になる)、それは自分とちゃんと向き合わないと克服できない
  • よって「読むだけ~」「聞くだけ~」「読み上げるだけ~」「書き写すだけ~」というような受動的お手軽な方法に逃げる人が多い
  • 受動的なお手軽な方法でも「たくさんやってればいつか身につくさ」というのが基本思想のようだ
  • だがそれは甘い
  • お手軽な方法をたくさんやることは、時間は費やしているので一見「努力」に見えるが、実は「やり方に関してなにも考えていない」という意味では「手抜き」「甘え」であると言える
  • もちろん一日あたり十分な時間×莫大な日数を費やせば、経験則から英語のルールを頭の中に構築できる“かも”しれない
  • だがそんなことができる環境にある人なんてまずほとんどいない
  • だったら“意味のある”ショートカットを行うべき
  • それが英文法
  • よくよく考えてもみて欲しい、文法をやらなければ模試の解説すらまともに理解できないはずではないか
  • よくよく感じてみて欲しい、大人気の「ハートで感じる英文法」を文法の基礎知識なしで本当に理解できるのかと
  • 普通に文法書と全く同じ用語が大量に扱われているではないか
  • 「ハートで~」等は「英文法を無味簡素な暗記ではなく、より直感的に身につけやすくする(つまり覚える)ための素晴らしいガイド」であって、実際にはやらなければならない対象物根っこの「仕組み」や、それに対する作業「覚える」「理解する」は一緒なのである
  • 「英語のルール」をなんらかの方法で身につけないといけないのである
  • その「英語のルール」を合理的にまとめあげた「取扱説明書」が「英文法」なのである
  • TOEICで点を取りたいということならば、その先の運用も視野に入れるならば、まずは文法の土台を早期にしっかり構築するのが重要
  • 幹が無いのに枝葉ばかり増やしても意味が無い、応用が利かない
  • とにかくまずは英文法をやろう!

というような感じになります(きれいにまとめられてませんが)。

ではその「ブンポウ」をどうやって克服したらいいのか。問題はそこになりますね。

「英文法」が苦手な人が「ブンポウ」に対して抱くイメージはどんなものでしょうか。

  • 意味の分からない用語ばっかりつかって何が楽しいの??言葉なんて自然に身につけるものよ。赤ちゃんをみてごらんなさいよ。
  • 形にはめるなんておかしいわ。
  • もっと気楽に行こうゼ!度胸があれば英語なんて通じるもんだゼ!
  • ねむい。
  • あんなわけのわからない英文法なんかで教えようとしてきたせいで英語が身につかなかった。

といったところでしょうか。他にもいろいろなパターンがあると思いますが、こういった方々に共通していることとして

太平洋のように、いや宇宙のように果ての無い、やってもやっても終わらないもの

というイメージを「ブンポウ」に抱いているのではないでしょうか?

「果てのないもの」というイメージからくる絶望感・恐怖心が英文法に取り組む上でのモチベーション面での障壁になっているのではないでしょうか。

少なくとも私は英文法をまともにやるまでは「いくらやっても絶対終わらないくらい膨大な物量がそこにありそうだ。大変そうだなぁ・・・。」と思っていました。

が、

やってみると意外とそうでもないのです。

始める前は「無限に学ぶことがある」と感じるかもしれません。

でも手順を工夫することでその心理的負担をずいぶん緩和することができるのです

具体的にどういうことなのか、説明していきます。

考え方の基本原則は簡単です。

「大きな問題は小さな問題に分解して一つずつ潰してしまえ」

これだけです。

さて、じゃあそれはどういうことなのか。

その2につづく。

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2006年1月21日 (土)

【コラム】 「つべこべ言わずに文法をやれ」

まだまだ初心者レベルを脱していない私ですが、TOEICに向けて勉強をしてみて、現状のレベルでも「絶対的な結論」はひとつ出ています。

  • 理由にならない理由をつけて文法学習を避けたりしない。まず最初はつべこべ言わずに文法書の学習と演習をこなす

これです。特にインターネットでTOEICの勉強に関する掲示板などをいろいろ見ていると、すべての基礎となる文法知識をビルドアップする努力を全くしようとしない人が結構多いように思います。分かってらっしゃる方はほぼ異口同音に「まず文法をやろう」とアドバイスするわけですが、スコアの伸びない人に限って大抵そういうアドバイスをスルーして、いきなりTOEIC攻略本に走る傾向があるように見えます。TOEIC攻略本が悪いと言っているのではありません。現に私もTOEICに特化した問題集、傾向本は重視して使っています(但し、小手先のテクニックを積極的に紹介する本は大キライです)。が、こういう本はいきなりやってもなんの意味も持ちません。

「私の本はすごい。やりきれば必ず900点に導く。それは保障する。だがそれを保障できるのは英文法や読解の基礎を身につけた人に対してである。まずは英文法や読解などの基礎を鍛えてからこの本を読むとよい。」と自分の著書に記述するTOEIC攻略本の著者は居ません。あたりまえです。そんなこと書いたら部数が減ってしまいます。むしろ「これだけあればTOEICは万全!」と表紙に書くわけです。んなわけありません。でも出版社や著者達に罪はありません。それで生活していくわけですから。それくらいの誇張はかわいいものですよね。実際に、「基礎力」という条件をクリアしてさえいれば役に立つ素晴らしい本は大変多いわけですしね。結局は読み手の問題なのです。

文法が大切な例として、私の手元にある、有名TOEIC用模試問題集の解説部分を開いてみます。たった数ページ解説を眺めてみるだけでも「形容詞」「副詞」「過去分詞」「前置詞」「動名詞」「接続詞」「受動態」「冠詞」「可算名詞」「節」「句」「時と条件の副詞節」「非制限用法」「補語」「関係副詞」「自動詞」「他動詞」「目的語」「to不定詞」「助動詞」「仮定法現在」・・・山のような文法用語が当たり前のように飛び出してきます。繰り返しますが、これは文法書を開いたのではなく、TOEICの模試の解説を数ページ開いて書き出したものです。完全でなくてもたどたどしくても構わないのでこれらすべての用語を自分の言葉で人に解説できるでしょうか?もしこれらを人に解説出来ない場合は文法の基礎が無いということになります。人に説明できないということは、問題集の解説を読んでも理解できないということです。その状態でいくらTOEICの問題を解いても全く点数は伸びないでしょう(特にリーディング)。せいぜい「パターン化された問題を、英語ではなくタダのパターンとして認識して解くことができるようになった分だけ点数が伸びる」程度に留まります。

また、そのような掲示板でよく、「受験英語はダメ」「受験は下。TOEICは上。」といったような全く意味をなさない主張・議論をしているケースをよく見かけますが、そういう主張をする方の論拠は「受験勉強をしたけれどTOEICの点数は低かった、だから受験勉強は役に立たない」というものだと見受けます。が、ここにすでに論理性がなく論拠が成立していません。そういった方はたしかに『「受験勉強」という行為』はしたのだと思います。ですが、『「受験勉強」の範囲の習得』はまずしていないと思われます。上記の論法は、後者の『「受験勉強」の範囲を習得』した上でそれでもTOEICに通用しなかった、そういったケースがあった場合に“のみ”成立します。そして、そういうケースは通常成立し得ないと私は断言します。

おそらく、そういう主張をしたがる人は無意識に、「大学受験の時は英語ができなかったが、TOEICならできるようになるかもしれない」という淡い期待から大学受験とTOEICを全く別物として切り離して取り扱いたいのだと思います。「野球は苦手だったけどサッカーなら・・・」みたいなもんでしょう。ですが現実を見つめるべきです。正直その考え方は甘っちょろい。「受験参考書の英語が理解できないのならば、TOEICでも良い点数は取れない」そして同時に「受験勉強でしっかり基礎を身につけてあるのならば、TOEICはとても簡単」と私は断言しておきます(念のために書いておきますが、あくまで国内での独学派のみの話として書いてます。留学経験者や帰国子女の方のことは分かりません)。

リスニングに関してはその習得範囲の定義づけや学習環境に幅が出てしまい、個人差は大きなものになってしまうのでなんとも言えませんが、少なくともリーディングパートにおいては、受験用に英語を普通にマジメに習得してさえいれば、あとは「TOEICの問題形式に慣れること」と「TOEIC頻出だけど大学受験勉強時にあまり見かけない単語を少々覚えること」さえしておけば、全く問題なくリーディングで350~400点は取れるでしょう。実際に「(受験用の勉強が中心の)高校生/大学1年なのにあっさり800点以上ゲット」というケースをリアルに何人も知っています。

ちなみに、私は受験生時代は英語に関しては極めていい加減に勉強していたので、今回は「フォレスト」を用いて“ゼロから”慎重に構築しなおしました。その結果、「よくそれで当時受験に通用したものだ・・・」と後で恐ろしくなりました(苦笑)。「こんなん簡単なんだからヒマな高校時代にちゃんとマジメにやっとけよ・・・おかげで余分に時間を使うハメになった」と高校生の頃の自分を叱りたい気分です。ようやく英語ができる大学受験生のレベルに追いついた感覚です。なんならまだ劣っている部分もかなり多いと感じます。が、それでも十分にTOEICに通用しているわけです(満点をとって初めて通用したと言えるのかもしれませんがそれはここでは置いておきます)。

要するに「受験英語」「TOEIC英語」なんて区別は本質的には存在しないわけです(当たり前すぎる話ですが)。単に出題傾向が違うだけです。

だからこそ、まずは長い歴史により洗練された受験参考書で文法をやるべきなのです。私個人としては「総合英語フォレスト」が気に入っていますが、他にもきっと良い文法書はたくさんあるでしょう。受験用の参考書でなくて、(たぶん多くないだろうと思いますが)TOEICと冠のついた本の中にも良い文法書があるかもしれません。洋書の「Grammer in Use」などもよさげです。それらでも全く構いません。「とにかく基礎。つべこべ言わずに基礎。逃げずに基礎。すなわち文法!」これがTOEICの点数を上げること、ひいては最終的な英語力を向上させる基礎を築く為の最短コースです。

では、「大切だという文法をどうやって学習していったらいいのか?」、それに関してはまた別の機会に書きます。当分先かもしれませんし、気が向いたら近いうちに書くかもしれません。

余談ですが、上記の「意味のない議論」の仲間、「文法をやらないための代表的な言い訳」として『ネイティブは特に文法など学習しなくても自然と赤ちゃんのころから英語を身につける。だから文法などいらないのだ。』という主張をよく目にすると思います。この主張も同様に全く論理性がありません。そりゃ「赤ちゃん」が「大量に英語を浴びる」環境にあれば「経験則により意味解析回路、受信回路、発信回路、英語データベースが構築される」ことは自然な事でしょう。

この主張の欠点として「赤ちゃんと大人の脳が同じであると仮定している」「単位時間あたりに接する英語の量の差による脳の発達速度に関して考慮せず、単に積み重ねた量だけで議論しようとしている」というところがあります。ですがこれらは間違いであることはみなさんお分かりの通りです。

我々(ここでは留学経験もなし、日本で独学だけで英語を学ぶ人々に特化しておきます)はそういう環境にないのです。赤ちゃんほど柔軟な脳も無いですし、英語を四六時中浴びるような環境にもいないのです。そこにこのような話を持ってくること自体ナンセンスなのです(大手英会話スクールまでもが平然とこのウソ論法を振りかざして人々を騙しているのをみて苦々しく思いますね)。

「文法なんて頭でっかちなことはいらない。簡単な英語を大量に浴びればいつかは英語力がつくのだ。気合と根性だ。」なんて説は多いですよね。そりゃそうでしょう。単位時間あたりの英語接触量を一定以上に維持すればいつかは身につくでしょう。

でもそんなのんきなことしてたらおじいちゃんになっちゃいますよ?

それでもよければいつか身につく“かも”しれないそれを期待して多聴・多読・音読・筆写などしつづければよいと思います(ここも念のために書いておきますが、基礎を身につけた後に目的・確信をもって多聴・多読・音読・筆写などをするのは有益だと思います。特に音読の重要性は言わずもがな。)。

また、大抵こういうケースでは「気合と根性」って言葉がそもそも間違って使われています。こういうケースはただの「惰性」「思考停止」と呼びます。時間は消費して“努力している風”ではありますが頭を使ってません。「どうやったら自分の伸ばしたい能力を伸ばし、どうやってゴールに近づくかを日々自分と向き合って思考/分析し、知恵を絞って、時間も搾り出して淡々と努力を続ける」事が正しい「気合と根性」であるのです。

文法は、本来は大量の経験からの類推で脳内にルールを構築していく作業を知識で大幅にショートカットしていくために大変重要な「英語の取扱説明書」なのです。我々の持ち時間は有限です。最初にちょっとばかり眠くなる作業があったとしても、それをやることで「何百時間、何千時間もの経験量を省略」することができるわけなのです(無論、その後に骨肉化・定着させるための経験量が必要なのは言うまでもありません)。

ひょっとしたら極々たまに、「文法書はまともにやったことないし、留学もないけれど、英語は余裕だよ」って人がいるかもしれません、まあそういう人は「人並みはずれて語感が良い人」(もしくは「自分で出来ると思ってるだけの人」)だと思われますので、それは例外として捉えましょう。

とにかく、

「言い訳はいいからとっとと文法をやれ」

これに尽きます。

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